2013年 06月 26日
新型水虫菌 |
最近、トンズランスという新しい水虫菌が、柔道、レスリングなどの格闘技選手の間で流行していることが問題になってます。この水虫菌は、以前より欧米ではシラクモ(頭の水虫)の原因菌として知られていましたが、スポーツ交流により、日本に持ち込まれた輸入真菌症です。この新型水虫菌は以下のような特徴があります。
1)日本に以前からある水虫菌と比べて、うつりやすく、治りにくい。家族にもうつることがあります。
2)主に、顔、首、耳、肩、腕などのすれ合う部位にいわゆるタムシができ、リング状となりますが、リング状とならない赤みもでき、湿疹やかぶれと間違われやすい。
3)頭の毛の根元も好んで寄生し、ブラックドットとよばれる、毛が途中で切れ、毛穴の部分がすこし盛りあがって広がる症状も見られます。
治療は、塗り薬ではなかなかこの菌は死なないことが多く、可能であれば飲み薬による治療が勧められます。家族や友人などに格闘技を行っている人に怪しいと思う皮疹を見つけたら近くの皮膚科専門医で診察を受け、初期のうちに適切な治療を受けてください。
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1)日本に以前からある水虫菌と比べて、うつりやすく、治りにくい。家族にもうつることがあります。
2)主に、顔、首、耳、肩、腕などのすれ合う部位にいわゆるタムシができ、リング状となりますが、リング状とならない赤みもでき、湿疹やかぶれと間違われやすい。
治療は、塗り薬ではなかなかこの菌は死なないことが多く、可能であれば飲み薬による治療が勧められます。家族や友人などに格闘技を行っている人に怪しいと思う皮疹を見つけたら近くの皮膚科専門医で診察を受け、初期のうちに適切な治療を受けてください。
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by utunomiy
| 2013-06-26 11:06
| 皮膚科