2011年 08月 23日
過活動膀胱の治療~男性の場合~ |
過活動膀胱(Over Active Bladder=OAB)とは、急に我慢できない尿意を催し、しばしば頻尿を伴い、ときにトイレまで我慢できず、尿を漏らしてしまう病気です。 40歳以上の男女の8人に1人が、過活動膀胱(OAB)の症状をもっているといわれ、実際の患者さんの数は800万人以上いると考えられています。 最近OABに対する有効なお薬(過敏な膀胱の緊張を鎮めるお薬)が多く登場してきました。 尿漏れ、頻尿で困っている人には、うれしいお薬ですのでお医者さんに相談しましょう。 尿漏れのない快適な毎日を送りましょう。
しかし男性のOABには注意が必要です。 前立腺肥大症のある方は、まずは前立腺肥大症の治療を行い、効果が十分でないときに、OABを考えた治療を加えたり、切り替えたりします。 このような患者さんには、最初からOABのお薬を飲むと、尿を押し出す力が弱って尿が出にくくなり、逆に調子が悪くなる場合がよくあります。 前立腺肥大症の治療は、尿道を広げる薬や前立腺を小さくする薬を使ったり、大きな前立腺肥大には手術で治療することで尿を出やすくします。 このように前立腺肥大症の治療をすることによってOABの症状が改善する場合も多いようです。 またOABの原因として、膀胱腫瘍、膀胱結石、感染症などの病気に伴うものもあります。 すなわち男性の場合のOABは、泌尿器科専門医の的確な診断が必要になります。 さまざまな病態に対し、適切な治療をすることによって、必ず改善しますので、あきらめずに私たち泌尿器科医に相談してください。
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しかし男性のOABには注意が必要です。 前立腺肥大症のある方は、まずは前立腺肥大症の治療を行い、効果が十分でないときに、OABを考えた治療を加えたり、切り替えたりします。 このような患者さんには、最初からOABのお薬を飲むと、尿を押し出す力が弱って尿が出にくくなり、逆に調子が悪くなる場合がよくあります。 前立腺肥大症の治療は、尿道を広げる薬や前立腺を小さくする薬を使ったり、大きな前立腺肥大には手術で治療することで尿を出やすくします。 このように前立腺肥大症の治療をすることによってOABの症状が改善する場合も多いようです。 またOABの原因として、膀胱腫瘍、膀胱結石、感染症などの病気に伴うものもあります。 すなわち男性の場合のOABは、泌尿器科専門医の的確な診断が必要になります。 さまざまな病態に対し、適切な治療をすることによって、必ず改善しますので、あきらめずに私たち泌尿器科医に相談してください。
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by utunomiy
| 2011-08-23 21:30
| 泌尿器科