2014年 02月 25日
亀頭包皮炎(成人) |
亀頭包皮炎とは、男性器の亀頭、環状溝、包皮などが、赤くなり、皮がむけたり(びらん)、膿が出、痛みやかゆみを伴う状態です。この原因としては、大人の場合、多くの場合、細菌とカンジダです。
まず細菌性の亀頭包皮炎ですが、、溶血性レンサ球菌が原因の場合が多く、主に、性行為後数日して、ほとんどが、風俗関係、特にoral sexにより発症することが多いようです(風俗関係の女性の口の中の保菌率は15~20%)。 次にカンジダ性亀頭包皮炎は、カンジダというカビにより起こります。白い豆腐かすのようなものがつくのが特徴的です。この包皮炎は、性行為により感染することはそれほど多くなく、糖尿病があったり、包茎が原因のことが多いです。
治療は、細菌性は、抗生物質、カンジダ性は抗真菌剤の塗り薬で治療しますが、カンジダの場合は、再発しやすく糖尿病の治療や包茎の手術も必要になります。この二つの亀頭皮膚炎は、専門医がみても鑑別が難しい場合があり、治療が変わってきますので、真菌検査でカビの有無を専門医で調べてもらう必要があります(写真)。
←気になる方は、恥ずかしがらずに、お近くの皮膚科泌尿器科専門医にご相談ください! 応援クリックお願いします。
まず細菌性の亀頭包皮炎ですが、、溶血性レンサ球菌が原因の場合が多く、主に、性行為後数日して、ほとんどが、風俗関係、特にoral sexにより発症することが多いようです(風俗関係の女性の口の中の保菌率は15~20%)。 次にカンジダ性亀頭包皮炎は、カンジダというカビにより起こります。白い豆腐かすのようなものがつくのが特徴的です。この包皮炎は、性行為により感染することはそれほど多くなく、糖尿病があったり、包茎が原因のことが多いです。
治療は、細菌性は、抗生物質、カンジダ性は抗真菌剤の塗り薬で治療しますが、カンジダの場合は、再発しやすく糖尿病の治療や包茎の手術も必要になります。この二つの亀頭皮膚炎は、専門医がみても鑑別が難しい場合があり、治療が変わってきますので、真菌検査でカビの有無を専門医で調べてもらう必要があります(写真)。
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by utunomiy
| 2014-02-25 11:15
| 皮膚科