2012年 10月 16日
尋常性白斑 |
尋常性白斑とは、後天的に(生まれつきではなく)皮膚の色が部分的に抜けて白くなる病気です。皮膚の最も外側にある表皮の中にあるメラニン色素をつくる細胞が無くなるために、皮膚の色が抜けて白くなります。色素細胞が無くなる原因ははっきりわかってませんが、色素細胞に対する自己抗体ができて色素細胞を攻撃するために無くなるという説が最も有力です。尋常性白斑は、幼児から高齢者まで広くみられますが、10~30歳の発症が多いようです。また、全身、あるいは左右対称に発症する汎発型、皮膚神経分布に一致して体の片側にでる分節型、一部分だけでる限局型があります。
治療法は、これらのタイプにより多少変わってきますが、副腎皮質ホルモン、ビタミンD3、タクロリムス(プロトピック軟膏)の外用療法や紫外線療法があります。紫外線療法の中でも、UVB(中波長)のごく狭い周波数の紫外線だけを照射するナローバンドUVB療法が、よい効果があることが最近わかってきました。また、分節型の難治例では、皮膚の移植手術(植皮)を行うこともあります。
皮膚の色が抜ける病気としては他に、老人性白斑(加齢に伴う)、まだら症、脱色素性母斑(あざの一種)、癜風(カビ)などがあります。皮膚の一部が白くなってきたという方は、一度皮膚科専門医にご相談ください。
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by utunomiy
| 2012-10-16 10:09
| 皮膚科