2012年 08月 04日
膀胱がんってな~に? |
松田優作の若い命を奪った”膀胱がん”ってどんな病気なんでしょうか?
膀胱がんとは膀胱の組織内に悪性(がん)細胞が認められる病気です。 膀胱は下腹部にある空洞状の器官です。 膀胱は小さな風船のような形をしており、膀胱の壁は筋肉組織でできていて、内腔は尿路上皮(移行上皮)で覆われてます。。 尿は左右の腎臓から尿管と呼ばれる2本の管を通して膀胱に送られます。 排尿時に膀胱が空になると、尿は尿道と呼ばれる別の管を通って体外に排泄されます。
この尿の通り道を”尿路(腎盂、尿管、膀胱、尿道)”と呼びます。 この尿路をおおっている上皮細胞ががん化すると尿路上皮がん(腎盂がん、尿管がん、膀胱がん)となります。
膀胱の内側にとどまっているがんは表在性膀胱がんと呼ばれます。 移行上皮細胞から発生するがんは膀胱の内側から拡がり、膀胱の筋肉壁または隣接した器官、リンパ節まで浸潤することもあります。
これは浸潤性膀胱がんと呼ばれます。
先日、ドンキーカルテットの小野ヤスシさんが”腎盂ガン”で亡くなりました。 この腎盂ガンも膀胱がんと同じ組織型(移行上皮癌)です。 腎盂、尿管にできた場合、筋肉が膀胱に比べて薄い分、転移しやすいとされてます。
では、膀胱がんはそんなにすぐに命に関わるような怖い病気なのでしょうか?
次から、詳しく説明していこうと思います。
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膀胱がんとは膀胱の組織内に悪性(がん)細胞が認められる病気です。 膀胱は下腹部にある空洞状の器官です。 膀胱は小さな風船のような形をしており、膀胱の壁は筋肉組織でできていて、内腔は尿路上皮(移行上皮)で覆われてます。。 尿は左右の腎臓から尿管と呼ばれる2本の管を通して膀胱に送られます。 排尿時に膀胱が空になると、尿は尿道と呼ばれる別の管を通って体外に排泄されます。
この尿の通り道を”尿路(腎盂、尿管、膀胱、尿道)”と呼びます。 この尿路をおおっている上皮細胞ががん化すると尿路上皮がん(腎盂がん、尿管がん、膀胱がん)となります。
膀胱の内側にとどまっているがんは表在性膀胱がんと呼ばれます。 移行上皮細胞から発生するがんは膀胱の内側から拡がり、膀胱の筋肉壁または隣接した器官、リンパ節まで浸潤することもあります。
これは浸潤性膀胱がんと呼ばれます。
先日、ドンキーカルテットの小野ヤスシさんが”腎盂ガン”で亡くなりました。 この腎盂ガンも膀胱がんと同じ組織型(移行上皮癌)です。 腎盂、尿管にできた場合、筋肉が膀胱に比べて薄い分、転移しやすいとされてます。
では、膀胱がんはそんなにすぐに命に関わるような怖い病気なのでしょうか?
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by utunomiy
| 2012-08-04 10:59
| 泌尿器科