2011年 10月 04日
ウオノメとイボ |
ウオノメ、タコ、イボ、イボコロリ~♪という昔からのCMがありますね。これらの3つは、間違われやすいですが、違いはご存知ですか?ウオノメ、タコは圧迫などにより、皮膚の表面の角質層が厚くなっただけですが(ウオノメは芯がある)、イボ(写真)はパピローマウイルスというウイルスが原因で起こる別物です。イボコロリなどのサリチル酸は、皮膚の角質層を柔らかくするのでウオノメ、タコには効果はあるのですが、イボに使うと逆に広がることがあります。これらを見分けるには、表面をかみそりなどで薄く削ると、イボでは黒い点が見られます。また、子供さんの足にできるのは、イボであり、ウオノメはまずできません。イボは、放っておくと数が増えることもあるので、皮膚科専門医の受診と治療をお勧めします。皮膚科では、主として液体窒素による凍結療法によって、治療します。
←痛ーいウオノメに、ワンクリックおねがいします。
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by utunomiy
| 2011-10-04 10:39
| 皮膚科